【続】ねぇ…先生。。






『ま、俺の予想は片思い…なんかじゃないと思いますけど』


ニヤッと笑う晋平くんが憎い

そこまでバレてるとは…



『同棲してる相手って…零先生ですもんね?』


うへっ?!

と、変な声が出てしまう。


みんなの注目を浴びた私は顔を真っ赤にする

先生なんて隠れて爆笑してるし…



『きっとそういう反応に秋ちゃんはハマったんでしょうね』


横目で私を見ながら大人みたいなことを言う晋太くん



「ね、晋太くん?

どうして分かったの??」


洗い物をするフリをして晋太くんに聞く




『え?どうしてですかね?

勘…です



………とか言ってみたりして』


クククッと笑う晋太くん


晋太くん…思ったより腹黒い子だ。



うん、きっとそう








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