【続】ねぇ…先生。。





「お疲れ様、零ちゃん

どのクラスも上手かった!


で、これからあの場所…行くんだよね?」


無事、放課後まで来ることができた。

そして今から…行くんだ


思い出のたくさん詰まったあの場所へ。




「「失礼しまーす」」


水谷先生と声を合わせ、調理室に入る

調理室…1週間もいたのにまともにここへ来ることができなかった。


教育実習中にここに来れたのは調理実習のとき。
あの1度だけ。


でも今日は別

約束してここに来ることにした。



『『『遅いでーす』』』


中には3人いる



先生と伊藤ちゃんとお兄ちゃん

今ここに集まったメンバーはこんな感じ。



「零ちゃんったらすっごく授業、うまいんですよ~!」


と、水谷先生が誉めてくれたせいで私の顔は赤くなる。


伊藤ちゃんやお兄ちゃんからは冷やかしの声が飛んでくるし

先生は



『零!やるなぁ~!!』


なんて言いながら私の髪の毛をくしゃくしゃにするし。

恥ずかし過ぎる!







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