【続】ねぇ…先生。。
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『零…ちょっとこっち来て?』
俺は手招きをしてソファに零を座らせる。
零はニコニコしながら俺を見つめていて。
「どうしたの?先生??」
零の笑顔を見ていると今から俺が話そうとしていることを
零に伝えていいのかと不安になる。
でもここまで来たからには仕方ない。
それでもし、零が俺のもとを離れていくならそれまでだ。
俺と零の愛はそれまでだった。
それだけのこと。
俺はそうならないことを願ってるけど。
『俺…零と別れてから1度だけキス…した』
時が止まる
零の笑顔は引きつっていて。
「ウソ…だよね?」
『ごめん』
俺はただ謝ることしかできなくて。
きっと零は俺のこと、信じてくれてた。
それを…裏切ったんだから。
俺は。