【続】ねぇ…先生。。






□□




『零…ちょっとこっち来て?』


俺は手招きをしてソファに零を座らせる。

零はニコニコしながら俺を見つめていて。



「どうしたの?先生??」


零の笑顔を見ていると今から俺が話そうとしていることを
零に伝えていいのかと不安になる。

でもここまで来たからには仕方ない。


それでもし、零が俺のもとを離れていくならそれまでだ。

俺と零の愛はそれまでだった。


それだけのこと。


俺はそうならないことを願ってるけど。




『俺…零と別れてから1度だけキス…した』


時が止まる

零の笑顔は引きつっていて。



「ウソ…だよね?」



『ごめん』



俺はただ謝ることしかできなくて。

きっと零は俺のこと、信じてくれてた。



それを…裏切ったんだから。

俺は。








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