【続】ねぇ…先生。。
突然入り口付近に聞こえた声にあたしの心臓はものすごい反応をする。
『こらぁ~!西城先生イジメてんのかぁ??』
その声の主は…先生で。
なんで初日の最初の授業が先生なの?!
私の心臓…休む暇がないじゃんかぁ…
「あ!秋(シュウ)ちゃん!」
真希ちゃんが叫ぶ。
え?!秋ちゃん?!
もしかして先生…秋ちゃんって呼ばれてるの?!
『おい…その名前で呼ぶなよ…』
恥ずかしそうにそっぽ向いて言う先生。
か、可愛い!
密かにクスクス笑っていると先生は私を軽く睨む。
あ…ヤバイ…
家に帰ったら怒られちゃうかも…
ま、でもいいや。
先生の可愛い一面見れたし!
『授業始めるぞー!』
先生が叫ぶと私のところにいた生徒みんながら自分の席へ散っていく。
先生の授業か…
懐かしいな…