はっぴーえんど。
おじゃましまーす。

「あらーっ、鈴ちゃん!制服可愛いわねぇ。」
私服に着替えるのも億劫なので制服で祐太の家に来ちゃいました…。

「玲子さんもお綺麗ですよ!」
祐太のお母さんは40代には見えないくらい綺麗。
「もーっ、鈴ちゃんたら褒め上手なんだから!」
いやいや、褒めてないですって!!

「母さん、鈴のこと離してやれよ。」
リビングから呆れ顔で祐太がやってきた。

「はーいっ。じゃ、ご飯にしましょー。」
玲子さんは両手を叩き、リビングへと駆けていった。

「鈴も食べよーぜ。」

私は頷き、祐太のほうへ駆けた。
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