はっぴーえんど。
「なにニヤニヤしてんだよ。」
ええ!にやけちゃってたかな…?

「だって、嬉しくって…。」
いつも、ご飯お世話になってるし、祐太にもめんどくさいとか思われてるかと思ってたから…

「耳まで赤くなってるぞ。」

いたずらっ子のように祐太が笑った。

「え、ええっ。やめてよぉ…」

「じゃあ、おばさんは撤退しようかしら。」

ん?玲子さんがなんで…?
祐太のほうを見てみると、すまなそうに玲子さんに視線を向けていた。

そして、ほんとうに玲子さんは2階へといってしまった。
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