はっぴーえんど。
俺の唯一の楽しみは夜にこっそり抜け出して、公園で星を見ることだった。
星は好きだった。
何も無い俺にも見返りを求めず、安らぎを提供してくれる。
その日も家政婦さんの目を盗み、外を出た。
冬の星は乾燥しているから、より綺麗に見える。
「225...226...227...」
一定のリズムで女の子の声がした。
目を向けると、頭に包帯を巻いた少女が松葉杖をついて歩いていた。
服を見る限り、近くの病院に入院してる子。
俺と目が合ったが、気にせず歩き続けている。
今は夜の11時はすぎている。
この子も抜け出してきたのか…?
でも、そんなことはどうでもよかった。
星は好きだった。
何も無い俺にも見返りを求めず、安らぎを提供してくれる。
その日も家政婦さんの目を盗み、外を出た。
冬の星は乾燥しているから、より綺麗に見える。
「225...226...227...」
一定のリズムで女の子の声がした。
目を向けると、頭に包帯を巻いた少女が松葉杖をついて歩いていた。
服を見る限り、近くの病院に入院してる子。
俺と目が合ったが、気にせず歩き続けている。
今は夜の11時はすぎている。
この子も抜け出してきたのか…?
でも、そんなことはどうでもよかった。