はっぴーえんど。
今日はクリスマスイブなのに…何も準備してないや…。

「あ、そうだ、これ…鈴に。」
そういって、樹くんは私の首にハートのネックレスをかけてくれた。

「わぁっ。かわいい…」
私はネックレスをマジマジと見る。

「あの…私、準備出来なくて…。」
「いいよ、鈴がいてくれれば幸せ。」

君は何も無い私でもこうやって愛してくれる。

「樹くん…好き…。」

樹くんに膝立ちしてもらい、キスをした。
何度も…何度も…。
君の体温を感じるように…。
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