はっぴーえんど。
「鈴…かわいい…。ずっと、俺だけの鈴でいてね。」
樹くんはそう言って、私を優しい目で見つめる。

この心地良さにずっと溺れていたい…。

「うん…私のことも…捨てないで…ね。」

樹くんは私の顔を見ると、嬉しそうに口角を上げ、首筋にキスをした。

「ふふっ。綺麗なキスマーク。」
樹くんは愛しいものを見るような目でまじまじとキスマークを見る。

「もっと…付けさせて。」

私はただ頷くだけで、黙って受け入れた。

「大好き…愛してる…。」

私も愛してる…
だから…私のこといらないって言わないでね…

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