はっぴーえんど。
パ、パーティって…こういうこと!?

私は自分のドレス姿に驚きながらも会場に向かう。

タキシード姿の樹くんに連れられて私は会場に足を踏み入れた。

「神崎家の一人息子だ…」
「ほんとよ…随分立派に成長したのね…」

会場にいる人の視線が痛い…。
薄うく気づいてたけど…樹くんってお金持ち?

「ほんとに綺麗だね…少し俺は行くとこがあるけど、適当に食べてて?」
…あ、一人ぼっちになっちゃった…。

私は壁に寄りかかってボケーッとする。

「お隣いいかな。」
話しかけてきたのは背の高い青年。
わぁ…かっこいい。
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