はっぴーえんど。
この公園か…
着いたのは夜の6時間を回っていた。

鈴は冬の夜にも関わらず、薄いわんぴーすにコートを羽織っている。
足は真っ赤になり、血が滴り落ちている。

「鈴…全部知っちゃったんだね。」

俺は彼女の隣に座る。
彼女は虚ろな目で俺を見た。
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