はっぴーえんど。
「ゆーた…ありがとう。」

祐太と私の間には微妙な距離感。

「なぁ、そんな離れて歩くとぶつかる。」

「へーきだもん!」
と、言ったさきから、人にぶつかった。

「あ、ごめんなさいっ!」
相手は苦笑いをして行ってしまった。
流石、私立…いっぱい人がいる…

「あーもう、めんどくせーな。」

祐太は私の手を引き、強引に近づける。

「ご、ごめん…祐太が気にしてるのに…私全然だめだね…」

「?なんの話?」
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