はっぴーえんど。
「私達が付き合ってるって噂されるの嫌なのかな…って。」
私は好きな人もいないから気にしてなかったけど、祐太は…

「そんなんどーでもいい。勝手に言わせとけ。」
ええっ…私の早とちり…??

「じゃ、じゃあ…これからも一緒に学校行ってくれる…?」

「あたりめーだろ。」
私は頬を緩めた。

「ありがとっ!」
祐太はそっぽを向いた。
あ…照れてる。

「ゆーたくんのほっぺがあかーいっ。」
「調子に乗るな。」
そういって、でこぴんをされた。

「いったいーっ。」
私はおでこを抑えて文句を言う。

「ほら、体育館着いたぞ。」
< 33 / 286 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop