はっぴーえんど。
「わぁっ、おおきいっ!」

「春休みに練習来てたじゃん。」
呆れ顔で祐太が呟いた。

「そうだけど…なんかい来ても大きくてびっくりしない?」

「まぁ、私立だからな…。」

よくみると、端の方にバスケットボールをもった人が集まっていた。
あ、柏崎先輩もいる…
「あそこ、バスケ部だよね?」
私はバッシュに履き替え、祐太とバスケ部のほうへ向かった。

「あーっ、りっちゃんにゆーたん!」
そういって、駆け寄ってきたのは、私たちに気づいた柏木先輩。
春休みから練習に参加させてもらってたけど、一番仲良くなった2年の先輩。
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