はっぴーえんど。
ここは体育館の渡り廊下。
私たちに以外には誰もいなくてシーンとしている。


「祐太…。」

よんでみるけど返事はない。

「ねぇ、ゆうた…。」

やっぱり返事はない。

「ゆう「鈴はあいつが好きなの?」」

私の言葉をさえぎって祐太は続けた。
「俺がずっと鈴のそばにいたのに…。(ボソッ」

「ゆ、ゆうた…?腕が…痛いよ。」

なぜか、今の祐太は怖い。
ずっと一緒にいたけどこんな祐太初めて。
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