★甘い砂糖★sweet sugar
「ちょっと来い」
『ちょ、ちょっと!!』
桐嶋 駿はあたしのことを無視してどんどん進んでいく
なんか怒ってる??
あたし悪いことした??
着いた場所は屋上
バンッ
『いった……』
あたしは勢い良く壁に押しつけられた
横を見れば手があって
前を見れば桐嶋 駿の顔
『怒って………!!!??』
!!??
キスされてる!!??
『やっ……』
女のあたしが男の人にかなうわけもなく
『〜…………!!』
ドンッ
『ヤダッ!!!!』
精一杯の力を出して
思いっきり押した
『何で好きでもない人にキスなんかするの!!!??』