★甘い砂糖★sweet sugar




バンッ



立ち上がった桐嶋 駿はあたしを思いっきり壁に押しつけた


『いった………』




そのまま何も言わずに見てくる桐嶋 駿


なんか
怖いよ?




『どうしたの??』

「俺ら付き合ってるよね??」

『うん?』

「俺の名前呼んで??」





名前??
さっきから呼んでるじゃん?

『桐嶋 駿?』




「呼び捨てで」





よ、よ、よ、呼び捨て〜!!!???
無理無理!!
恥ずかしいよぉ…


「言ってよ……?」




桐嶋 駿はあたしの耳元でささやく

ダメだって……
それは反則でしょ…







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