★甘い砂糖★sweet sugar
◇◆木の下◇◆
「で?その赤い痕は何かな??」
不思議そうに
あたしの首を見て粋が聞いてきた
痕?
そんなの...
『痕??あたしどっかでぶつけたかなあ??』
そう言って首をさする
「柚梨…そんなとこぶつけるわけないでしょ!それキスマでしょ…??」
キスマ!?
何でこんな所に??
…………あ!
あのちくってなった時だ…
駿め!!
『たぶん駿につけられたんだぁ……』
「さすが駿先輩!やること早いね〜」
『なっ…………!!』
あたしの顔は一気に赤面した
「とりあえずこれ貼っといたら??」
差し出されたカットバン
「ま、貼ってもバレるだろうけどね♪」
『じゃ、一応貼る!ありがと粋!』
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