★甘い砂糖★sweet sugar
「あんたみたいな凡人が駿の彼女になれたこと祝ってあげるね」
キャップを開けて柚梨に投げつけた
跳ねたキャップは地面に叩きつけられた
柚梨は動じてなかった
「おめでとー‥‥!!??」
バシャッ
と中の水がかかったのは俺の背中
「駿‥‥何してんの!?風邪ひいちゃうじゃん!!!!」
柚梨は今にも泣きそうな顔をして俺を心配する
こんな状況でも俺の心配か‥
「そんな女庇うなんて馬鹿じゃないの!!??」
プツンと俺の中で何かが切れた
「そんな女?」
俺は女を睨みつけた
「そ、そうよ!馬鹿よ!!」
女は後ろに後退りをした
「ちょっと柚梨をお願いします」
「わかった」
と中谷先輩に柚梨をあずけた
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