★甘い砂糖★sweet sugar
「でもそうするしかないでしょ?」
口から何が出ているかもうわからない‥
「‥‥‥だよな」
駿の苦しそうな顔
ズキンと痛むあたしの心臓
「3年だぞ?その間待ってられるか?」
「当たり前じゃん!駿こそ大丈夫なの??金髪美人さんに誘惑なんかされないでよねっ」
駿はあたしの頭をくしゃくしゃしてニカッと笑う
「どうだろうな?誘惑されちまうかも、そしたら柚梨どうする?」
そんなの絶対に許さない!
「イギリスに吹っ飛んで行って駿をぶっ飛ばす!」
「おー怖っ、じゃ、んなことできねえな」
「当たり前だよ!」
すると勢いよくグイッと引っ張られるあたしの腕
体勢を崩したあたしは駿の胸に飛び込んだ
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