私と貴方

···両家の両親へ




私の話に
杉田の両親は、泣いて詫びてくれたが
大好きな両親だったから
こちらの方が申し訳なかった。


私の兄は、かなり怒っていたが
後の事は全て兄に任せる。

私は、郁斗と杏の住まいの近くで
勤める病院の近くに住まいを決めた。



私の母は、
「体には気をつけるのよ。」
言ってくれたが
螢斗への父の怒りは
逆に静かすぎて怖かった。
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