毎日いうよ、キミが『好き』ってーーー。(加筆中)


「渡辺ー」

名前を呼ばれ恐る恐る先生に近づく。


「数学、赤点」

先生の怒りの笑顔とともにテスト用紙を受け取り私は笑顔で自分の席に退散した。

白いペラペラした紙に赤く大きく書かれた点数を睨む。

18点。


少し、いや、だいぶ悪い。


私はテスト用紙をカバンに突っ込むと私の点数をバカにするマナに手を振った。
< 102 / 310 >

この作品をシェア

pagetop