毎日いうよ、キミが『好き』ってーーー。(加筆中)


「如月くん...?」


如月くんは何も答えない。

パーン。

ただただじーっと打ち上げられる花火を見上げてる。


花火の光に照らされて如月くんの顔も色とりどりに光る。


...今、何を考えてるんだろう。

...誰のことを想ってるんだろう。


如月くんは何も話さなかったけど繋いでる手だけは絶対離さなかった。

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