毎日いうよ、キミが『好き』ってーーー。(加筆中)



「よかった...」

安堵のため息と同時にさらに涙が溢れ出す。

「如月くん...如月くん」

何度も名前を呼ぶ。

だってこうしてないと今すぐ消えてしまいそうで。

手をぎゅっと握る。

絶対離さないっていうようにずっと。

あのお祭りで如月くんが握ってきた時と同じように。
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