君が欲しい
出会い
きっと君は覚えていないだろうね。


私が君を初めて知った日。





それは私が小学6年生の時。


通っていた塾でのテスト中。


ーーーカツンッ コロコロコロ……


消ゴムを取ろうとした時に予備の鉛筆を落としてしまった私。


それを拾おうとした時、先に誰かの腕が私の鉛筆に伸びていった。
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