イケメン御曹司は一途な溺愛王子でした~愛の重さはヘビー級?!~
そんなことを言われて、免疫のない私はすっかり動転してしまう。
さすがは、社内でキャーキャー言われるイケメン王子。
プリンスっぷりは育ちのなせる技か、本人の性格か……。
多分、両方なんだろう。
慌てふためく私を見ても、そこに浮かべる笑みは綺麗でいて優しく甘い。
顔に熱が集まってくるのを感じつつ
「連れてきてくれてありがとうございます。一緒に来たんですから、一緒に見ましょう?」
その顔を見上げつつ言う。
「そうですね。それでは今日は人も多いですし、はぐれないようにこうしましょう」
そうして私の左手は副社長の大きな手に包まれたかと思うと、指同士が絡んだ繋ぎ方になる。
その隙間無く繋がれる手に再び慌てる私を見て、クスッと笑う、その笑い方はいつも会社で見かけるものとは違い、自然で、年上の副社長捕まえて言うのもなんだが、すこし可愛い感じだった。
「私の反応で楽しんでらっしゃいますね?」
「とても可愛らしくて、つい。惚れた男のしょうもない行動と思ってください」
「反応で分かるかと思いますが、私はこういった経験が無いんです。お手柔らかにお願いします」
「このくらいは平気ですか?」
「まあ、このくらいなら…」
「では、今日はこんな感じで過ごしましょうか?僕も男なので、好きな人には触れたくて仕方ないんです」
さすがは、社内でキャーキャー言われるイケメン王子。
プリンスっぷりは育ちのなせる技か、本人の性格か……。
多分、両方なんだろう。
慌てふためく私を見ても、そこに浮かべる笑みは綺麗でいて優しく甘い。
顔に熱が集まってくるのを感じつつ
「連れてきてくれてありがとうございます。一緒に来たんですから、一緒に見ましょう?」
その顔を見上げつつ言う。
「そうですね。それでは今日は人も多いですし、はぐれないようにこうしましょう」
そうして私の左手は副社長の大きな手に包まれたかと思うと、指同士が絡んだ繋ぎ方になる。
その隙間無く繋がれる手に再び慌てる私を見て、クスッと笑う、その笑い方はいつも会社で見かけるものとは違い、自然で、年上の副社長捕まえて言うのもなんだが、すこし可愛い感じだった。
「私の反応で楽しんでらっしゃいますね?」
「とても可愛らしくて、つい。惚れた男のしょうもない行動と思ってください」
「反応で分かるかと思いますが、私はこういった経験が無いんです。お手柔らかにお願いします」
「このくらいは平気ですか?」
「まあ、このくらいなら…」
「では、今日はこんな感じで過ごしましょうか?僕も男なので、好きな人には触れたくて仕方ないんです」