イケメン御曹司は一途な溺愛王子でした~愛の重さはヘビー級?!~
御曹司との初デートは激甘仕様?!
約束の土曜日。
現在は8時過ぎ、ご飯も食べ終わって私は姿見の前で服を見てにらめっこ。
あの電話の翌日、私は出社すると志帆さんに泣きついた。
「副社長からプライベートアドレスを貰ってデートに誘われました!どーしたらいいですか?!」
その私の言葉に思いっきり目を見開いて驚きつつ
「莉々花ちゃん!さすがね!あの御曹司に目をつけられるなんて!でも初めてがあの御曹司とは...」
「なんで、初心者がRPGで言うところのラスボスに挑まなきゃいけないんでしょう...」
思わずつぶやくと
「莉々花ちゃん、意外とゲーマー?」
「いえ、弟のを見てたくらいで私はゲームはやらないです」
なんて脱線しつつも
「とりあえず、デートならキレイめの格好していけばいいわよ!御曹司だと下手したら夜はドレスコードのありそうなお店に行く可能性も捨てきれないもの」
などと、びっくりするようなことを言われる。
「マナーとか分かりません!!」
普段働かない表情筋もこの時ばかりは働いたのか、私は大層悲壮感が漂ったようで
「うん、その辺も付け焼き刃だけど、本読んで勉強しよ!そしてキレイめコーデね!」
そうして、その日の帰りに大型書店で二人してマナー本を見ることにした。
そして、その本を買い翌日には少し高めのお店で練習をして、更にその翌日に服を買いに行った。
そうして迎えた今日がデート本番である。
現在は8時過ぎ、ご飯も食べ終わって私は姿見の前で服を見てにらめっこ。
あの電話の翌日、私は出社すると志帆さんに泣きついた。
「副社長からプライベートアドレスを貰ってデートに誘われました!どーしたらいいですか?!」
その私の言葉に思いっきり目を見開いて驚きつつ
「莉々花ちゃん!さすがね!あの御曹司に目をつけられるなんて!でも初めてがあの御曹司とは...」
「なんで、初心者がRPGで言うところのラスボスに挑まなきゃいけないんでしょう...」
思わずつぶやくと
「莉々花ちゃん、意外とゲーマー?」
「いえ、弟のを見てたくらいで私はゲームはやらないです」
なんて脱線しつつも
「とりあえず、デートならキレイめの格好していけばいいわよ!御曹司だと下手したら夜はドレスコードのありそうなお店に行く可能性も捨てきれないもの」
などと、びっくりするようなことを言われる。
「マナーとか分かりません!!」
普段働かない表情筋もこの時ばかりは働いたのか、私は大層悲壮感が漂ったようで
「うん、その辺も付け焼き刃だけど、本読んで勉強しよ!そしてキレイめコーデね!」
そうして、その日の帰りに大型書店で二人してマナー本を見ることにした。
そして、その本を買い翌日には少し高めのお店で練習をして、更にその翌日に服を買いに行った。
そうして迎えた今日がデート本番である。