キライ、じゃないよ。
複雑だけど、やっぱり懐かしい面々と飲むお酒の場は楽しくて、あっという間に数時間が過ぎていた。
みんなのテンションが少し上がって、山近くんのモノマネとか、八田くんと樫の仕事場での面白い体験談とか、そう言うのを聞いてらうちにあっという間に時間が経った。終わるのが残念だと思うくらいに楽しい飲み会だった。
「あ、俺そろそろ帰らなきゃ。明日3時から仕事だから」
八田くんの言葉に時計を見ると、時間は23時を過ぎていた。
「明日は休みじゃなかったの?」
3時なんて、今から寝る時間あまりないよ。
「急に入って仕事だから。あ、気にしないでいいんだ。俺酒抜けるの早いから。楽しかったし来てよかった……てか、皐月さん今日は来てくれてありがとう」
「お礼なんて……私も楽しかったから。ありがとう誘ってくれて」
「そんなふうに言われたら、また誘うよ。図々しくね。……いい?」
どこまでも真っ直ぐな八田くんの言葉に戸惑って、そしてどう答えるべきか迷う。
はっきり答えられなくて、やっと頷くのが精一杯だった。
「じゃあ、送れなくて悪いけど」
「あー、いいって。俺がみんなちゃんと家まで届けるから。な、樫?」
「ああ。八田は仕事頑張れよ」
「うん。山近くんも樫くんも、幸島さんも、じゃあお先に」
みんなのテンションが少し上がって、山近くんのモノマネとか、八田くんと樫の仕事場での面白い体験談とか、そう言うのを聞いてらうちにあっという間に時間が経った。終わるのが残念だと思うくらいに楽しい飲み会だった。
「あ、俺そろそろ帰らなきゃ。明日3時から仕事だから」
八田くんの言葉に時計を見ると、時間は23時を過ぎていた。
「明日は休みじゃなかったの?」
3時なんて、今から寝る時間あまりないよ。
「急に入って仕事だから。あ、気にしないでいいんだ。俺酒抜けるの早いから。楽しかったし来てよかった……てか、皐月さん今日は来てくれてありがとう」
「お礼なんて……私も楽しかったから。ありがとう誘ってくれて」
「そんなふうに言われたら、また誘うよ。図々しくね。……いい?」
どこまでも真っ直ぐな八田くんの言葉に戸惑って、そしてどう答えるべきか迷う。
はっきり答えられなくて、やっと頷くのが精一杯だった。
「じゃあ、送れなくて悪いけど」
「あー、いいって。俺がみんなちゃんと家まで届けるから。な、樫?」
「ああ。八田は仕事頑張れよ」
「うん。山近くんも樫くんも、幸島さんも、じゃあお先に」