飛行機雲が教えてくれたこと
"悩んでるやつをここに呼ぶ"って言ってたな…悩んでる人、そんなにいるのかな?
そりゃいるよね。高校生だし。進路とかね…
進路か…考えてもいなかったな…
私、将来何がしたいんだろうな…
「あ!飛行機!しかも近い!」
あ、思わず口に出してしまった…
何でこんなに近いんだろう?
そう思って、スマホで調べてみる。
「学校の近くに飛行場があるんだ!だから近いのか!」
『そういうことだ!』
「先生!」
先生は、窓を開けてこちらを眺めていた。
「あれ?体育館に行ったんじゃないんですか?」
『うーん、行こうと思ったけど、何か放っておけなくてな。それより、お前声がでかいぞ?丸聞こえ。』
「だって、飛行機が見えたんだもん!しょうがないじゃないですか!」
『いや、わかるけど。でも、よく通る声してるな!お前さ!合唱部とか演劇部とか、表現する系の部活、向いてるんじゃないか?』
「えー!?何を言ってるんですか!と言うか、大きい声で話さなくても、こっちに来たらいいじゃないですか!」
『だったら、お前が来い!』
「…その手には乗りません!」
『バレてたか。まぁいい。好きにしろ~。』
「言われなくても好きにしますーだ!」
そりゃいるよね。高校生だし。進路とかね…
進路か…考えてもいなかったな…
私、将来何がしたいんだろうな…
「あ!飛行機!しかも近い!」
あ、思わず口に出してしまった…
何でこんなに近いんだろう?
そう思って、スマホで調べてみる。
「学校の近くに飛行場があるんだ!だから近いのか!」
『そういうことだ!』
「先生!」
先生は、窓を開けてこちらを眺めていた。
「あれ?体育館に行ったんじゃないんですか?」
『うーん、行こうと思ったけど、何か放っておけなくてな。それより、お前声がでかいぞ?丸聞こえ。』
「だって、飛行機が見えたんだもん!しょうがないじゃないですか!」
『いや、わかるけど。でも、よく通る声してるな!お前さ!合唱部とか演劇部とか、表現する系の部活、向いてるんじゃないか?』
「えー!?何を言ってるんですか!と言うか、大きい声で話さなくても、こっちに来たらいいじゃないですか!」
『だったら、お前が来い!』
「…その手には乗りません!」
『バレてたか。まぁいい。好きにしろ~。』
「言われなくても好きにしますーだ!」