好きって言ってもいいですか?

次の日

10時まであと1時間。
髪は自分で携帯で調べて少しいじった。
コンタクトも目に入れたし、メガネは一応カバンに入れた。
そして今私が着てるのは、この間麗奈と買った白のワンピース。

結構目立つ気がする…。
そういえば、どこに行くんだろうか?
待ち合わせの場所と時間しか聞いてないけど…。

ピロン

『ちなみに今日行くのは水族館な』

エスパーだ。
私が考えてたら答えが返ってくるなんて、怖い。
それにしても、水族館とな。
好きなんだよねぇ水族館。
あの神秘的な感じとか静かだし、雰囲気とかすっごく好き。

『あ、そうなんですね。私、水族館好きなんです。楽しみです』

そう送ると、すぐに返事が返ってきた。

『…なんか今日の亜子ちゃん、素直だな。可愛い』

こ、こういうこと平気で送ってくる彼の神経が知りたい!
恥ずかしいよぅ。。

恥ずかしがりながら時計を見るともう出ないと間に合わない時間。

やっばい!
そんなとき、ピロン、と鳴ってきたのは麗奈からのメッセージ。

『女は少し遅れて行ってもいいのよ。それで、なかなか準備が終わらなくて、ごめんなさい。って謝ればOKよ』

遅れるなんてそんなことできるわけ…
や、もうすでに遅れそう!!
急がないと!

私は返事を返さずにそのまま急いで待ち合わせに向かった。

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