二次元と、本当の恋愛
ある日の昼休み
菜都と学食でランチをしていた

「ねえ、瑠兎、木下奈央って知ってる?」

きのしたなお?女の子だよね、……解らん。
「知らないや。私、菜都以外の人覚えてないし。どうして??」

「……だよねぇ。じゃあいーや、なんでもない」

どうしたんだろう?その『なおさん』と私になんか関係あるのかな??

「ーん、ならさ、今日の放課後、バド部見に来ない??どーせ、暇でしょ??」

「えー、ルキヤ様とのデートが…」

「………暇でしょ??」
凄く睨みをきかせてくる菜都。

「……行きます」
私が折れざるをえない。ごめんなさい、ルキヤ様!!



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