総長様の復讐
みんなと並んだ帰り道。


「お兄ちゃん、私……これからもこの家でお兄ちゃんと居たい。


絶対、離れないからね」



あの日、そう凛は言った。


絶対に離れない、と。






「本当、嘘つきだよな凛は………」



俺は、凛の優しく笑う笑顔を見ていた。


隣には、少し大人びた頼がいた。


「なあ、凛………何書いてるんだ」


ピンクの可愛い招待状とかかれた紙。


                                                        
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