総長様の復讐

アイツは渡さないーー

隼人の言葉に戸惑う愛沢がいた。



戸惑ったのは愛沢だけじゃない。


俺もーー



だけど、修はボーカーフェイスを崩さない。


さも、当たり前みたいな顔をした。



「まあ、いいや。ここでは、なんだし。


倉庫いくぞっ」



「大丈夫?凛ちゃん、俺らの倉庫に来てくれる?」


「来るよな?」


俺の言葉に怯える愛沢。


なんだよ、なんでそんな怖がるんだよ。


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