総長様の復讐
「なんでもないよ。あっても、言わない」


「なんだそれ、それよりいいのか?あれ」


修が顎で、見れ、と急かすその先に。


愛沢と、隼人がいた。


仲良さげに話してるアイツらを見て、思わず眉間に皺が寄る。



「顔、出てる。怖いからーー何?光龍の総長さんまさかの恋!?


復讐するはずが、好きになってどうする?」


ケラケラ笑う修。


何も言えない俺。


図星だからーー






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