総長様の復讐
「ありがとう、連れ出してくれて。


もう、戻ろう。みんな心配してるかも……」


君の手を無意識に引っ張ってた。



「きゃっ……」


そしてーーーー胸に押し当てるように抱き締めた。



「修……くん?どうしたの?」



うん、俺はね今ーー君に戸惑ってるんだ。


今、アイツらが来なきゃいいのにって



君を好きなアイツらが邪魔だと、感じてしまっていたんだ。


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