総長様の復讐
だけど、よく考えたら今アイツがこえば俺の復讐が少しでも楽になる。


なら、それにすがるしかない。




「来るって、良かったな」



待ち合わせは、駅前。


俺は、どんな奴に成長したかニヤケ顔が止まらない。



「あっ、凛ちゃんッッこっちこっち」



隼人が、呼ぶ声の先に視線を動かして目を見開いた。




長い細いサラサラの髪の毛。


色白で、パッチリ目、華奢な体。



昔とは違ってた。



ボブの髪は、長いストレート。


学校帰りか、ストレートの艶髪を靡かせ、彼女は目の前にいた。



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