ご縁婚〜クールな旦那さまに愛されてます〜
彼女の的確なアドバイスのおかげで、心の靄がすっきりと晴れていく。
大事なのは過去じゃなく、今だ。目標としていた初恋ができたのだから、本人に伝えなくちゃ。
「……うん、そうだね。ほんとにありがとう、真琴。頑張ってみる」
ハリのある声で宣言すれば、親友が優しく笑いながら頷くのがわかった。
そうと決まれば、心の準備だ。告白ももちろん初めてなのだから、尋常じゃなく緊張しそう。
いつ、どうやってすればいいだろう。というか、恋心を自覚したばかりでもう告白って、早すぎてちょっと気持ちが追いつかない。
まぁ、そんなに焦らなくても、気持ちを落ち着けてからでいいか。朝羽さんはずっと一緒にいるのだし。
……と、考えている今は、真琴と電話をした日からすでに三日が経っていた。
あのときから、初めての恋心と告白について悩み続け、結局まだなにも進展していないというヘタレっぷりを発揮している。
仕事しているときはそちらに集中しているからいいものの、家に帰るとひたすら考えてしまい、朝羽さんとしっかり目を合わせられないほどだ。
毎晩眠るときも意識してしまって、この三日はあまり寝つきが良くない。
大事なのは過去じゃなく、今だ。目標としていた初恋ができたのだから、本人に伝えなくちゃ。
「……うん、そうだね。ほんとにありがとう、真琴。頑張ってみる」
ハリのある声で宣言すれば、親友が優しく笑いながら頷くのがわかった。
そうと決まれば、心の準備だ。告白ももちろん初めてなのだから、尋常じゃなく緊張しそう。
いつ、どうやってすればいいだろう。というか、恋心を自覚したばかりでもう告白って、早すぎてちょっと気持ちが追いつかない。
まぁ、そんなに焦らなくても、気持ちを落ち着けてからでいいか。朝羽さんはずっと一緒にいるのだし。
……と、考えている今は、真琴と電話をした日からすでに三日が経っていた。
あのときから、初めての恋心と告白について悩み続け、結局まだなにも進展していないというヘタレっぷりを発揮している。
仕事しているときはそちらに集中しているからいいものの、家に帰るとひたすら考えてしまい、朝羽さんとしっかり目を合わせられないほどだ。
毎晩眠るときも意識してしまって、この三日はあまり寝つきが良くない。