ご縁婚〜クールな旦那さまに愛されてます〜
『週末、東京で蔵元が集まるイベントみたいなもんがあって、親父が出る予定だったんだけど都合悪くなっちまったらしくてさ。代わりに急きょ俺が行くことにしたから、ついでに初音にも会おうと思って』
「ほんと? やったー、私もしろちゃんに会いたい!」
大好きな兄に久しぶりに会えるということで、私の気分も一気に浮上してくる。
喜びを露わにすると、『お前が可愛すぎてツラいぜ……』と若干震える声が聞こえ、シスコン全開の彼に呆れつつ失笑した。
そうしているうちに、ひとついい案が浮かんだので提案してみる。
「じゃあ、ベアティチュードに泊まったらどう? 朝羽さんに言えば、お部屋取っておいてもらえると思うから」
せっかく東京に来るなら、ぜひあの一流ホテルに泊まっていってほしい。
しろちゃんが朝羽さんと仲が良ければ、このマンションに泊まってもらってもいいのだけど、今は絶対無理だろうし。
電話の向こうの彼も、それには賛成らしい。
「ほんと? やったー、私もしろちゃんに会いたい!」
大好きな兄に久しぶりに会えるということで、私の気分も一気に浮上してくる。
喜びを露わにすると、『お前が可愛すぎてツラいぜ……』と若干震える声が聞こえ、シスコン全開の彼に呆れつつ失笑した。
そうしているうちに、ひとついい案が浮かんだので提案してみる。
「じゃあ、ベアティチュードに泊まったらどう? 朝羽さんに言えば、お部屋取っておいてもらえると思うから」
せっかく東京に来るなら、ぜひあの一流ホテルに泊まっていってほしい。
しろちゃんが朝羽さんと仲が良ければ、このマンションに泊まってもらってもいいのだけど、今は絶対無理だろうし。
電話の向こうの彼も、それには賛成らしい。