桃太郎いざゆかん

風邪の夜。

ごほごほ

斎藤は、風邪を引いていました。

安アパートです。

ぴーんぽーん。

斎藤「誰だよ、、こほこほ、はぁ~ぃ」

力なくドアを開けたら、そこには、宣教師。

宣教師「宗教入りませんか?」

斎藤「いや入んねぇよ。なんなのよ」

宣教師「宣教師でーす。トンカツ恵んで下さーい」

斎藤「んだよ。トンカツってよー。」

宣教師「こう、サクッとしてですねー。」

斎藤「トンカツの形状、聞いとらんわ。」

宣教師「デリヘル呼びましょか?」

斎藤「いや呼ばんでえぇわ。あんた、宣教師ちゃうんか。」

宣教師「そうとも言う。性の伝道師でーす。」

斎藤「いや、性の伝道師ではないやろ。」

宣教師「呼んどきまーす。」
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