透明な恋《短》
エピローグ
恋に色をつけるとしたら、私は透明だと思う。
暖かな色でも、沈んだ色でもない。
色があれば、他の色とお混ざってしまうことだってある。
私は何色にも混ざらない透明でありたい、いつまでも澄んだ気持ちで君を好きでいたいから。
恥ずかしくていえないけどね、こんな事。
――さて貴女にとっての恋の色とは、一体何色でしょうか??
それぞれが持つ恋の色、考えてみると面白いかもしれません。
《完》