青春の蒼い花
「おい!高津!
お前何ぼーっとしてんだよ!パス外すんじゃねぇよ!!」
「…あっわりぃ!!」
なんで、俺は今こんなことを…
なんで今日は白石のことばかり…
ダメだ集中しないと。
「高津!決めろよ!」
「おぉ!!」
俺が蹴ったボールは綺麗にシュートを決めた。
「あれが期待できる1年生の高津だ。」
「へぇ~、彼がね。是非、僕の次の伝説になってもらいたい。」
視線を感じ振り向くと、そこにいたの浅井先生だった。
ニコッと笑うあの人顔はどこか不気味に思えた。