あの夏
その日から私達は4人で遊ぶようになった。

【今、8月じゃん?夏休み終わったらどうする?】

「仁は、学校行かないの?」

【俺は、行ってない!だから金髪なの〜】

「てことは、蒼も?」

『んー?そうだね 〜』

「ふーん、私も行きたくないからここに住む!」

《稟海は、二人みたいになっちゃダメです!》

「えー!奏叶のケチ!!」

そんな、たわいも無い会話をして
夏休みをダラダラと過ごした。

サッカーをしたり、海に行ったりキャンプをしたり。

三人のお母さんもとても優しくて、私が家に泊まるのも良いよって言ってくれた。

< 5 / 17 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop