エリート弁護士は契約妻への激愛を貫きたい
「紗凪?」
「はい……」
「今夜はずっと紗凪の事を抱きしめていたい気分だ」
「え?」
キョトンとした表情で聖さんの顔を見上げれば悪戯な笑みが返ってきて。
「こういうことだ」
「うわぁ‼︎」
次の瞬間、フワッと宙に浮いた私の身体。それは聖さんが私をお姫様抱っこしたことを意味していて、そのまま赤い薔薇が散りばめられたベッドへと私を連れて行き、優しくベッドの上へ下ろした。
「紗凪、愛してる」
そして、そんな言葉と共に私の左手を取って甲に優しくキスを落とした。
「私も、聖さんのことを愛してます」
なんだかお互い照れくさくなって、おでこを合わせて笑い合った。それから、どちらともなくキスを交わし互いを求め合うかのように次第に激しくなる情熱的なキスに身を任せ、ベッドに沈んだふたりの身体。
ほどよく筋肉のついたしなやかな聖さんの背中に手を回せば、直に感じるその温もりと優しさに包まれて聖さんの愛情の渦に溺れていく。
「今夜は紗凪のこと、寝かせないから覚悟してくれ」
そんな私の耳元で聖さんがそう甘い声で囁いて、その甘く幸せな時間は朝方まで続いたのだった。
「はい……」
「今夜はずっと紗凪の事を抱きしめていたい気分だ」
「え?」
キョトンとした表情で聖さんの顔を見上げれば悪戯な笑みが返ってきて。
「こういうことだ」
「うわぁ‼︎」
次の瞬間、フワッと宙に浮いた私の身体。それは聖さんが私をお姫様抱っこしたことを意味していて、そのまま赤い薔薇が散りばめられたベッドへと私を連れて行き、優しくベッドの上へ下ろした。
「紗凪、愛してる」
そして、そんな言葉と共に私の左手を取って甲に優しくキスを落とした。
「私も、聖さんのことを愛してます」
なんだかお互い照れくさくなって、おでこを合わせて笑い合った。それから、どちらともなくキスを交わし互いを求め合うかのように次第に激しくなる情熱的なキスに身を任せ、ベッドに沈んだふたりの身体。
ほどよく筋肉のついたしなやかな聖さんの背中に手を回せば、直に感じるその温もりと優しさに包まれて聖さんの愛情の渦に溺れていく。
「今夜は紗凪のこと、寝かせないから覚悟してくれ」
そんな私の耳元で聖さんがそう甘い声で囁いて、その甘く幸せな時間は朝方まで続いたのだった。