綺麗なブルーを描けません
「でも、婚約者って、結婚するんだよね。…親とかに報告して、許可してもらって」
柊くんは、片手で額を覆った。
「引っかかってるのは、そこなんだ。柚葉さんがあんなこと言ったから、余計、江間さんがパニックになっちゃったんだね」
言って、短く、深いため息を吐き出す。
「…許可がいるのは未成年の場合だけだよ」
「だって、保証人とか要るんでしょう?」
「婚姻届け、出すんならね。でも、その保証人は、別に血縁者じゃなくても構わないんだよ。友達だって、誰だって
いい。何ならオレ、署名してあげるよ?」
「…」
柊くんは、片手で額を覆った。
「引っかかってるのは、そこなんだ。柚葉さんがあんなこと言ったから、余計、江間さんがパニックになっちゃったんだね」
言って、短く、深いため息を吐き出す。
「…許可がいるのは未成年の場合だけだよ」
「だって、保証人とか要るんでしょう?」
「婚姻届け、出すんならね。でも、その保証人は、別に血縁者じゃなくても構わないんだよ。友達だって、誰だって
いい。何ならオレ、署名してあげるよ?」
「…」