綺麗なブルーを描けません
「…とにかく、真っすぐに育つことが出来てないから、ちょっとややこしい子なんだね。言ってくれればよかったのに。そしたら、もうちょっと気をつけてあげられたかも」
あたしは、あれ?ってなってしまった。
多分、あたしのことを、理解してくれたんだと思う。
しかも、こんなに簡単に、単純に受け入れてくれた。
…あたしは、何を、うだうだと嫌なことを引きずって生きてたんだろう。
急に、そっちがバカらしくなった。
「あのさ、言ってくれないと、分からないから」
「…うん」
「でも、そうやって言ってもらえると、理解できるから」
「…うん」
「月、綺麗」
あたしは、あれ?ってなってしまった。
多分、あたしのことを、理解してくれたんだと思う。
しかも、こんなに簡単に、単純に受け入れてくれた。
…あたしは、何を、うだうだと嫌なことを引きずって生きてたんだろう。
急に、そっちがバカらしくなった。
「あのさ、言ってくれないと、分からないから」
「…うん」
「でも、そうやって言ってもらえると、理解できるから」
「…うん」
「月、綺麗」