綺麗なブルーを描けません
「うん」

「周りの青い闇も綺麗」

「…うん」

「…とりあえず。今日はオレのうちにおいで。なんとか寝られるようにはしてあるから」

「…」

「きっと、混乱してるんだなって思ってたから。…オレ、あきらめ悪いのかもな。エマが昨日のこと訂正してくれるのを待ってたんだな…あのさ…エマ…」

綺麗な月と綺麗な青の下、柚葉さんはゆっくりと口を開いた。
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