綺麗なブルーを描けません
新しいこと
× ×
月曜日、会社に着くと、いきなり応接室に呼ばれた。
先に待っていると、ドアが開いて、
緊張して構えていると、入って来たのは上司じゃなく、柊くんだった。
あれからどうなったのか、全く知らない。
友達だけど、女の子の友達みたく、マメに連絡を取り合う訳じゃないから。
「柊くん、大丈夫だったの?」
思わず、立ち上がって、走り寄る。
そばまで行くと、すごく穏やかな表情を浮かべてて、
「うん」
何が『うん』だよって思った。
自分で訊いといて、こんなとこで薄っすら聞ける話じゃないだろとも思った。
「うん、じゃわかんないんですけど」
でも、柊くんの表情は変わらなくて、
ちょっとイラッってした瞬間、ドアが開いて上司が現れた。
ああ...
だから何にも言えなかったのか。
月曜日、会社に着くと、いきなり応接室に呼ばれた。
先に待っていると、ドアが開いて、
緊張して構えていると、入って来たのは上司じゃなく、柊くんだった。
あれからどうなったのか、全く知らない。
友達だけど、女の子の友達みたく、マメに連絡を取り合う訳じゃないから。
「柊くん、大丈夫だったの?」
思わず、立ち上がって、走り寄る。
そばまで行くと、すごく穏やかな表情を浮かべてて、
「うん」
何が『うん』だよって思った。
自分で訊いといて、こんなとこで薄っすら聞ける話じゃないだろとも思った。
「うん、じゃわかんないんですけど」
でも、柊くんの表情は変わらなくて、
ちょっとイラッってした瞬間、ドアが開いて上司が現れた。
ああ...
だから何にも言えなかったのか。