センパイの嘘つき


そんなある日、彼からメールが送られてきた。


「会いたい」


私は急いで彼のいるところに向かった。


彼の背中に向かって、名前を呼んだ。


振り向いた彼は、






泣いていた。







「ごめん」






私は後ろから、体を押さえつけられた。

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