これはきっと恋じゃない。





とりあえず、事のいきさつをすべて話した。




彼は一通り聞き終わるとまたため息をついた。





「ほんと悪い…」



そう言って申し訳なさそうにうつむく。






「……」



何を言っていいかわからなかった。





こうなったのは確かに彼のせいかもしれない。





だけど、それを断らなかったのは私だし…





それに、やっぱり学校を休んでしまうことが最大の問題だって思う自分がいる。







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