はちみつ・lover 2~夏はまだまだ終わらない!?~
葵さんが渚とばかり話しているのはちょっ

と寂しいけど、仲がいいなら仕方がない。

だけど俺はこいつを受け入れる事は出来そ

うもない。

「じゃ、みんなで行こっか。飛鳥、いい?」

「え?は・・・はい」

正直なところ納得がいっていないが、特別

断れる理由も思いつかない。


それにしても、こいつ・・・何か腹黒そうだ

な。


ま、いいか。


そう思い車に乗り込もうとした時、渚が俺

の元へと駆け寄って来た。


「葵とお前なんかが結婚するなんて100年早

いわ」


そう耳元で呟いて、後部座席にさっさと乗り

込んでしまった。


・・・は?

何だ、こいつ・・・


その時既に俺の怒りは90%まで達してい

た。
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